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Agriculture, Forestry & Fisheries / 農林水産

Organization of the German Forestry Association

2018年現在、ドイツの所有形態別森林面積割合は、国有林 3.7%、州有林 29.6%、団体有林19.5%、私有林43.6%です(2019 – Schutzgemeinschaft Deutscher Wald – SDW)。最も割合が高い私有林は小規模面積での所有が多く、平均的な大きさはおよそ7.6ha程度らしいです。どこの国もそうだと思いますが、通常、その構造的なデメリットを補足するために森林所有者は林業団体を組織しています。ドイツの森林組合には、FBGやWBVのように複数の組織形態がみられるがその違いは一体なんだろうか。

FBGはForstbetriebsgemeinschaften、WBVはWaldbesitzervereinigungの略記です。例えば、
FBG Augsburg Nord e.V.はバイエルン州アウクスブルク北部に所在する森林組合、 Waldbesitzervereinigung Wolfratshausen e.V.はバイエルン州のヴォルフラーツハウゼンにある森林組合です。ちなみに、Bayerischer Waldbesitzerverband e.V. はバイエルン州の森林所有者の協会です。

e.V.はeingetragener Vereinの略で、登記された共同体をさす。その共同体が存在する地域を管轄する地区裁判所に登記をした共同体。

連邦森林法では林業団体を3種類に区分している

Forstbetriebsgemeinschaften(FBG)林業経営共同体は、私有法に基づく森林所有者の自主的な団体。

Forstbetriebsverbände 森林経営組合は、公法会社として結成された森林所有者の職権上の団体

Forstwirtschaftliche Vereinigungen  林業連盟は、私有法に基づいた林業経営共同体と森林経営組合の団体

連邦森林法に従って林業協会として認められるためには、協会は連邦森林法の特定の要件を満たさなければならない。

ちなみに、日本の森林組合の法的な位置づけなどは森林総合研究所の都築さんらがよく整理されている。日本の森林組合は農業組合に比べて一般的に馴染みが薄いけど、戦後日本の森林組合との違いについては、おいおい書いていきたいと思います。


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